仮想通貨、ICO、ブロックチェーン系の切れたドメインの探し方
「どうやって中古ドメイン探したらいいの?」という質問を個人宛に数名から頂いた時のツイートがこちら。
仮想通貨アフィリエイトこれからやりたい人、海外の仮想通貨プロジェクトに使われて今は切れてるドメイン、探せば沢山ありますよ。
有力なサイトからの被リンクが大量についたままって事よくあります。
仮想通貨界隈ってそう言う中古ドメインの価値を知らない人、日本にも世界にも多いので狙い目。— おーき (@ossan_mini) 2018年1月23日
「海外の仮想通貨プロジェクトに使われて今は切れてるドメイン」
の探し方を多くの方に聞かれたので書いときますね。
まず「ico list」「token sale list」「ifo list」等とで検索するとICO案件等を掲載したサイトが大量に出てくるので古いやつから見ていくと、ドメイン切れが見つかる事があります。— おーき (@ossan_mini) 2018年1月24日
一応ドメイン切れが多くなる背景を説明しておくと、ICOって、サイトつくってプロジェクト立ち上げて、資金が集まったらドロンしちゃうやつとかかなりあるんですよ。
ドロンとまでいかずとも開発者が霧散したり開発止まったり。そうすると2016年ぐらい以前のドメインは契約切れでドメイン切れとなっているケースがあるのです。
さらにICO界隈はほとんどのSEO関係者がまだ知らない領域でもあり、人知れず長年放置されてるドメインがあったりします。
ドメイン切れの簡単な探し方
さて、ツイートにある通り、このやり方で探してみましょう。
まず「ico list」で検索すると、こんな感じで検索結果が表示されます。

1番上のサイトを見てみましょう。
↓1番上のサイトはこんな感じ。過去のICO(Initial Coin Offerings)のリストが並んでいます。
数もかなり多い。ただ…ひとつ難点を言うと、新しすぎる。

なんせ最新のICO案件が並んでるので、3か月後のとか未来のものが並んでいます。
でも今日探したいのはドメイン切れのURLです。なので、ちょっと探し方を工夫してみましょう。
↓検索コマンドを使います。「site:ドメイン」で検索すると、そのサイトのインデックスされてる全ページを検索できます。
さらにそこに絞り込みとして、試しに「2016」が含まれるページを検索してみましょう。
2017だとまだ継続中の案件がある可能性があります。
なので検索キーワードとしては「”2016″ site:coinschedule.com」です。
なおなぜ2016を””で括るのか。検索コマンドにおける””(クオテーション)は「必ずその文字列を含むページのみ」を検索したい時に使います。
単に「2016」だけだと、Googleは検索キーワードの表記揺れを想定しているので、2016が含まれてないページを検索結果に表示してくる事もあります。
なのでより正確に「2016を含むページのみ」を検索したいため、このような検索キーワードにしてます。

さて、検索してみると、1番上によさげなページが出てきました。確かに「2016」が含まれています。

↓検索結果1番上のURLにアクセスすると、過去のICOを検索できるページでした。
なので2016年のICOリストを呼び出してみましょう。
表示されてる10件全てアクセスしてみると…すべてまだ運営中のドメインでした。見つからず。
違うページを見てみる

↓検索結果2番目のURLにアクセスしてみます。
↓恐らく過去にこのサイトに掲載されてきた全てのICO案件があるのかな、260件ほど掲載されています。
1つずつ見てみましょう。見ていくなら古いものから見ていってください。

一番古いのは2016年3月のものです。
かなりドメイン切れの可能性ありです。笑

↓案の定、いくつもこうして既に使われていないドメインが見つかります。ちなみにこのドメインは使われていないけどドメイン切れではありません。保有者がまだ保持しているものです。

↓で、いくつか使われていないドメインを「お名前.com」で調べてみると、取得可能なドメインが見つかりました。

↓ahrefsでバックリンクを見てみると、バックリンク2件か…
でもそこそこの仮想通貨系オーソリティサイトから被リンク貰ってますね。取得するか迷います。
一旦保留。
と言う訳で、簡単にドメイン切れのURLの探し方を書いてみました。
もっと色んなやり方があるのですが、取り合えずこのやり方で中古ドメインある程度漁れます。試してみてください。
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コメント
はじめまして、いつも拝見させて頂いております。
記事の内容から外れてしまうのですが、サブディレクリとドメインパワーについて宜しければお聞きしたいです。
エックスサーバーからワードプレの簡単インストールの手順で、既存サイトの末尾に加える形でサブディレクリを作成しました。
以下の2点をお聞きしたいです。
①この場合、サブディレクリのサイトは親サイトのドメインパワーを引き継げるのでしょうか?
②サブディレクリサイトに記事を入れた場合、親サイトのドメインパワーを強化されるのでしょうか?
※サイトURLのcom前が親サイトです。
田中様、コメントありがとうございます。
1の場合、本ドメインからの内部リンクを受けていて、内容も関連性が高いほど、ドメインパワーをある程度受けられる可能性が高いです。
同じドメイン配下に別サイトを作った事それ自体は、ドメインパワーを受けられる事になるとは限りません。
2の場合も、親サイトへの内部リンクがあったり、内容が関連性が高い場合は親サイトのドメインパワーに影響する可能性が高いです。
以上です。ご不明な点があれば追加でご質問を返信頂ければと思います。
何とぞよろしくお願いいたします。
おおき様
丁寧でご返信いただき、ありがとうございます。
関連性と内部リンクによって、ドメインパワーに繋がるのですね。理解できました。
この度は貴重なお時間割いていただき、ありがとうございます。