本記事を書くに至った経緯
本記事はPR記事で、Conoha様のモニターキャンペーンの一環です。
なぜモニターキャンペーンに協力したいと思ったかと言うと…
私はマーケティングのコンサルティングに関わる機会が多く、サイトの表示速度がいかにユーザー行動や成約率に効果的かを肌身で知っています。
そしてConoHa様よりモニターキャンペーンのお声がけを頂いた際、自分のサイトでも高速化の実験をしてみたいと思ったから、と言うのが率直な感想になります。
とは言え、新しいサーバーを試すのって面倒そうだったんですよね。引っ越しに色んなプラグインとか設定とかああしてこうしてUI覚えなおして…は1つのコストですので。正直な話、ConoHa WINGについても使用前の印象は「煩雑そうだな…」と思っていました。
後述しますが、ConoHa WINGはマジで簡単に設定やサイト移行が完了する事に驚きました。そしてこれは以前から知っていましたが、本当に高速化します。別にPR記事だからではなく、本当に表示が速いのです。体感的にはきちんと設定したAMP並みかそれ以上。
Conoha Wingとは
ここで簡単にConoHa WINGについて触れておくと、
- 国内最速で、
- 月額800円~利用できて、
- 簡単に使えるサーバー
です。
サイトの表示速度は今やSEOや、あらゆるマーケティングにおいても大変重要です。2017年ごろから、世界的なカンファレンスでも「サイトスピード」は誰かしら必ずセッションがあるほど、世界的に重要なテーマでもあります。
ここからは、SEOや集客上で「サイトの表示速度ってどうなの?」と言うお話を。
「表示速度がSEOに効く」は都市伝説
Conoha Wingと言えば、サイトの表示速度の圧倒的な高速化が大きな特徴です。
そしてConoha Wingさんには大変申し訳ないのですが、SEOのコンサルティングをやる立場上避けて通れないのが、「サイトの高速化がSEOにどれぐらい影響するか」と言う点。
結論を言うと、サイトの表示速度はSEOにはほぼ影響しません。
この「ほぼ」と言うのは、一部例外があると言う程度です。例えばあまりにも表示速度が遅すぎるサイトがあれば検索順位が落ちるかもね、と言ったものです。
検索アルゴリズム上、サイトの表示速度はゼロではないが部分的に考慮されるとかその程度です。多数データを取ると分かりますが、スピードスコアと検索ランキングの相関性はそうそう見られないはずです。
ただし、以下の2つが間接的にSEOに影響する事は充分あり得ます。
- 大規模サイトほど不要なクロールバジェットを使わなくて済む
- ユーザー行動の向上
じゃあ集客上のメリットはあるの?
もちろんあります。
平たく言えば、サイトの高速化を出来ていれば、コンテンツは読まれるし、読まれた先の購入や申し込みまで進みやすいのです。
と言うのも現代は、見込み客が使える時間の奪い合いです(可処分時間と言います)。ありとあらゆるコンテンツがユーザーに時間を1秒でも多く使って貰う工夫をしている時代です。
そんな状況を想像して貰うと分かりやすいかと思いますが、あなたのサイトにせっかく来てくれた人は今この瞬間すぐに知りたい事を知りたいのです。
ですが表示速度が1秒、2秒とかかるサイトが今でも大半。
そんな中、表示速度が「速くない」せいで(遅い、ではなく)訪問者がくるっとリターンしてしまう事は十分ありえます。
訪問者からすればブラウザのタブも沢山開いてますし、ブックマークにも山の様に見るべきコンテンツが積まれているからです。
ちなみに世界的にも、サイトの表示速度が早ければ滞在時間が伸びるとか、成約率が上がり収益が伸びるとかはほぼ常識なんですね。
サイトの高速化が必要な人って?
サイトの高速化は、必要な人とそうでない人がいます。
まずテキストがメインのサイトなら必要ない事の方が多いんじゃないでしょうかね。私もテキストがほとんどのサイト(例えばこのサイトも)は高速化はほぼしていません。
一方で、今は画像など容量の大きいデータを記事に置くことも多いかと思います。旅行、コスメ、不動産、ファッション、等々、画像が必要なサイトを運営している人はサイトの高速化は推奨です。
サイトの高速化ってどうやるの?
私が良くやっているおすすめのサイトの高速化の方法をご紹介しますね。出来そうなものから真似してみて下さい。
方法1:まず今のサイトの速度を計測しておこう
高速化の前に、今のサイトの表示速度を事前に計測しておきましょう。無料で速度を測れるツールは沢山あります。例えば以下が代表的なものです。
方法2:AMPを利用する
AMPはGoogleが推進するサイト高速化の仕組みです。簡単に利用できるのでおすすめです。
AMPの仕組みを分かりやすく乱暴に言ってしまえば、元のページとそっくりな高速化済みページを用意すると言うもの。
特にWordpressを利用している人は色々なAMP対応のテーマやプラグインなどでオン/オフを切り替えられます。AMP化は無料です。ちなみにAMPを本格的に実装したい場合はECなどにも利用できます。
AMPのデメリットも併せてお伝えしておきます。
まず「元のページとそっくりな高速化済みページを用意する」と言いましたが、「元のページを再現できていない」不具合が稀に発生します。例えばよくあるのは、画像がない、リンクがない、装飾がない、ページネーションがないと言った「あるはずのものがない」不具合。
私も過去に何度もやらかしましたが、当然ながら離脱率は大きく跳ね上がります。
そして不具合を修正してもGoogle検索にしばらくインデックスされ続ける事があります。大規模なアクセスがある様なサイトでは致命的です。
と言う訳でAMPについては、便利なのは間違いないので、ある程度良く理解した人に任せられるなら絶対にやるべきです。
方法3:画像を圧縮・最適化する
画像はとても容量を食います。
画像の圧縮や最適化はOptimizillaやCompressor.io、Compressjpeg、多数ありますので何でも良いかと思います。
CSS、HTML、JavaScriptなどを圧縮するなどより直感的にやりやすい方法ですのでお勧めです。ただし画素数や見映えはツールによっては若干落ちます。
方法4:サーバーを変える
画像数や記事数が多かったり、装飾の多いサイトを運用している人や、上記の様な煩雑なサイト高速化は嫌だ…と言う人に残された手段がこちら。サーバーを高速なものに移行してしまえば、当たり前ですがかなり楽に高速化に繋がります。
私がこの
- 高速化されたサーバーに
- 楽に移行出来る
と言う2点をどちらも満たすものとして推したいのがConoha Wingなんですね。
ConoHa WINGは移行が簡単
「かんたん移行」機能がやばい
既に色んな方が言及していますが、「かんたん移行機能」がやばいです。
↓あるドメインから別のドメインへ同じコンテンツを移行する機能なんですが、

この赤い丸を選択してURLとアイパス入れて完了。数分待てば同じサイトが新しいドメインに再現されます。数百ページ、画像数百枚のサイトで試しましたが、数分で完了。
ドメイン移管も楽
↓また、ドメイン移管なども非常に簡単に実装可能です。もっと面倒で難解な作業や知識が必要とされると思っていたので、これは良い発見でした。

冒頭に書いた通り、移行が楽なサーバーと言うのは間違いないです。では速さはどうだったのかと言うと…
ConoHa WINGは本当に速いのか
これも冒頭に書いた通り、非常に速いです。
まずツールで数字を比較
まずツールで同じサイトの速さを、私が契約している格安サーバーとConoHa WINGとで比較してみました。
使用したツールは以下の通り。
また検証に使ったサイトは、大きめの風景の画像が数百枚あり、ページ数も数百ページあり、なかなか重ためのサイトです。
結果は次の様なものとなりました。
計測ツール名 | 格安サーバーA | ConoHa WING | 差 |
---|---|---|---|
Test My Site | 2.8秒 | 2.3秒 | -0.5 |
PageSpeed Insights(モバイル) | 56 | 74 | +18.0 |
Pingdom Website Speed Test | 74 | 77 | +3.0 |
Gtmetrix(PageSpeed Score) | 87% | 89% | +2% |
Gtmetrix(YSlow Score) | 76% | 78% | +2% |
UPTRENDS | 85 | 98 | +13.0 |
やはり全体的に速度は向上しています。各ツールのスコアリング要素等は触れませんが、特にPageSpeed InsightsとUPTRENDSで大きく伸びています。
体感的には速いのか?
体感的に早いかどうかについては、明らかに速く、遷移がスムーズです。PC、スマホ両方で見てみて、やはり遷移のたびにいつもより一瞬早く表示される印象です。Test My Siteでは0.5秒早くなっていますが、ほんと、体感的にちょうどそのぐらい早くなった様に感じるんですね。
またConoHa WINGの管理画面もぬるっとスムーズに動いてくれるので触っていて楽です。
このぐらい表示速度が早ければ離脱率も下がり、成約までユーザーが辿り着きやすくなるかと思います。何せ1秒遅くなるとPVは11%減り、成約率が7%下がるなど高速化が有効な事を裏付ける調査は山ほどありますので。
ConoHa WINGで高速化してみたまとめ
以上、ConoHa様にご提供いただいたConoHa WINGにて、サイトの移行と高速化を試してみました。
肌感では、日本国内のサーバーではConoHa WINGは最速の部類に入ると感じます。このぐらい早ければサーバーをわざわざ変える価値は大いにあると思います。
ですが、ConoHa WINGを触ってみて私が一番思ったのは、移行が簡単な事のメリットが大きいなと言う所。加えて言えば、思ったより安くね?と言う事です。
↓以下の様にサーバー契約をまとめ買いできる「WINGパック」だと割引率が適用されます。これだけでも1,100円/月~と十分安いのですが…

↓最安値は、36か月契約のベーシックプランで800円/月。特にどの道何年も使う事が分かっている人には非常に良いプランかと思います。この機会に検討してみてください。

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