【5秒】長文記事が上がらない原因を調べるには
- せっかく書いた長文記事の検索順位が中々上がらない…
- 原因どうやって調べたらいいんだ…
- 上位の記事よりも詳しく書いたはずなのに…
長文記事の検索順位が上がらない原因を手軽に調べる方法について、Twitterでつぶやきました。5秒でできる方法です。
長文記事が低順位の時の調査。
「記事下部30文字位をそのまま検索」してみよう。検索結果に
・当該記事だけ表示→○
・当該記事1位+他記事→▲
(重複の可能性も)
・当該記事以外が上位→×
・当該記事が圏外(インデックス有り)→×
・検索文を””で囲い検索し直すと1位→▲
・それでも同じ→×— おおき@SEOコンサル (@ossan_mini) 2018年5月16日
記事下部30文字位をそのまま検索してみよう
この位置ですね。この位置の文字列をコピーして、そのまま検索エンジンに放り込んでみましょう。
短すぎると意味が無いです。逆に30文字を大きく越しても仕様上、検索できません。
30文字程度で検索して見て下さい。
なぜ最下部の1文で検索するのか
最も端的に検索エンジンの評価が現れる部分だからです。
最下部の文章は通常、そこまで重視されません。
長文であればなおさらです。
評価が低い長文記事は、最下部の一文で検索してもヒットしない事があります。
逆に評価の高い長文記事は、最下部の一文で検索したとしてもしっかりヒットします。
この手法は、長文記事のこうした性質を利用して、今の評価を調べてみようというものです。
※もちろんあらゆる長文記事がこれに該当するとは限りません
それでは検索結果を元に、どう判断するかを書いていきますね。
1.検索結果に、あなたの記事1件だけだった場合→○
検索結果に、1件だけあなたの記事が表示されていれば、記事そのものの評価がある程度高いと言う事。
つまり問題は記事ではなく、内部・外部リンクだったり他の場所にある可能性があります。
ひとまず記事の修正は優先度下げてもいいかも知れません。
2.あなたの記事1位+他記事だった場合→▲
例えばこういう事ですね。
2位:あなたのサイトの別の記事A
3位:あなたのサイトの別の記事B
この場合、1位である事は良い事です。
ただ、あなたのサイト内に、部分的に似た箇所が複数見られると検索エンジンが認識した可能性があります。
サイト内の他の記事までヒットしてしまっているからです。
平たく言えば部分重複の可能性がここで示唆されている、のかも知れません。
また、
2位:他者のサイトの記事A
3位:他者のサイトの記事B
と言った検索結果であっても本質的な課題は同じ。
あなたの記事の長文で検索したはずなのに、
他の人の記事と部分的に似通っているからヒットするのです。
言い換えれば、
「それ他の人のサイトにも書いてない?」
「似た記事、他にもいくつか見つけたよ」
「だったら他のサイトでもいいよね?」
と指摘が飛んでる状況なのです。
もしあなたの記事以外の記事が似通っていれば、
リサーチが足りない可能性があります。
3.あなたの記事以外が上位だった場合→×
こうなっていると、記事の評価はとても低そうです。
2位:あなたのサイトの別の記事B
3位:あなたの当該記事
2位:他者のサイトの記事B
3位:あなたの当該記事
長文で検索すればその記事だけがヒットするのが自然ですからね。
なのに別の記事まで一緒にヒットし、しかもそれらの方が上位にいるなら、
かなり当該記事のコンテンツとしての評価は低いはずです。
何度もリサーチをくり返し、検索意図に完全にマッチした記事を目指しましょう。
4.あなたの記事が圏外(インデックス有り)だった場合→×
インデックスされているのに、検索結果にもはやあなたの記事が表示されない。
検索結果には別の記事が表示されている。
この状態だと、記事としての評価はゼロと言って差し支えないでしょう。
この場合も、何度もリサーチとリライトを繰り返して下さい。
検索文を””で囲い検索し直してみよう
引用符で検索キーワードを囲うと、「完全一致検索」を意味します。
引用符付きで検索すると、ほぼ検索結果にヒットするので、検索エンジンの評価がよりクリアに分かる場合があります。
なので、もう少し突っ込んだ調査をする場合は、引用符付きのキーワードで完全一致検索してみましょう。
1.””で検索すると1位だった場合→▲
もし””無しだと検索順位が低いケースであっても、
“”付きで検索すると1位になる場合があります。
それだとまだましですね。少なくともインデックスはされていると言うレベルですが。
2.それでも低順位や圏外だった場合→×
問題はこれですよ。
“”で囲って検索したのに検索圏外だったり、検索順位が低い場合。
この場合は間違いなく記事の質がとても低いと認識されていそうです。
対策は変わらずです。
検索意図のリサーチをしっかり行い、リライトに努めましょう。
まとめ
以上です。
この調査はただ検索結果を見るだけなのですが、
いかにあなたの記事が検索上位から遠い道半ばにいるかを簡単に知る方法です。
ぜひ参考にしてみて下さい。
質問、要望、コメントなどはコメント欄か、Twitterアカウントまで頂ければ返答します。
コメント
ありがとうございます。
とても勉強になりました。
おおきさんのTwitter、サイト、noteはとても具体的で、学びになることが多いと感じています。
これから生き残っていける様に頑張ります。
ありがとうございます。とても勉強になりました。
1つ質問をさせてください。
「記事の公開日時が古いと記事の評価が下がる」ということはないでしょうか?
記事A・2015年に公開した記事で、2018年に至るまで何度も追記編集をした記事。
記事B・2018年に新規公開した記事
この場合、新規公開日時の新しい記事Bの方が評価が高くなりやすい、ということはあるでしょうか?
新しい情報が出てきがちな内容の記事の場合、その都度追記編集をするのがいいのか、どこかのタイミングで新規記事として書き直した方がいいのいか(同じサイト内で)、と悩んでいます。
その場合、やはりサイト内でキーワードがほぼ重複することになってしまいますが・・・。
てるさん、コメントありがとうございます。
まず結論として、記事Aの方が高い順位になる可能性が高いと思われます。
(全く同じ記事内容と言う条件で)
なので、前者である、記事の内容を何度も追記・リライトしていく方がSEO観点では良いです。
補足として、記事の新しさが検索順位にもたらすであろうケースは次の様な場合です。
・記事の内容が古い+何度も更新→運用歴が長い+更新する度に情報が充実→検索エンジンから高く評価される可能性が高い
・記事の内容が新しい→新しい場合は最初の数日程度の期間が検索順位が良く、その後下がっていくと言うケースが多く見られます(いわゆる「Googleハネムーン」と言う状態)