AMP対応すると検索順位が上がる?
とか言う都市伝説があります。
結論から言うと上がりません。
が、明らかに相関性があります。
以下は私のツイート。
やっぱAMPの方が調子いいなー。 クリック率、検索順位いずれも上がる傾向。 自分のサイト100記事を対象に、 ・同じページの通常版とAMP版両方の数値を比較 結果、 ・AMP版になるとなぜか順位が上昇 ・順位上位ほどクリック率高い 以前からAMP化と順位は相関性が見られる。 pic.twitter.com/DzIVFzp4WP
— おーき (@ossan_mini) January 28, 2018
ツイートの画像は、
Google Search Consoleで私のサイト(このサイトではない)のうちの一つをテスト的にAMP化してみた後のデータです。
対象ページはこのデータでは100ページちょっと。
AMPページとして表示される時と、
通常ページとして表示される時とあり、
データ上では通常ページとして表示されるケースが多いですね。
それに準じてクリックされる(≒セッション発生)数も通常版ページの方が多いんです。
問題はAMPページのクリック率と検索順位
AMP化する事自体は検索ランキングの要因ではないです。
これはGoogleが以前、ほのめかしつつ、
どこかで公式に否定していたはず。
仮にランキング要因だったとしてもAMP化一つでは影響は軽微だろなーと。
間接的に、サイトスピードが上がったり、
AMPラベルが表示されることによって、
なにか特定のユーザーアクション(クリック率が異様に上がる、被リンクが増加する、等々)があり、
それが検索エンジンに何らかのシグナルと見られた可能性もありますね。
※ちなみにクリック率はランキング要因では無いとされるが、
個人的なデータでは少なくとも相関性が見られるケースがあります。
AMP対応が優遇されるのは特殊なケースのはず…
AMP化する事で特定の枠(新着ニュースなど)に表示される事もあるんですが、
これはそのタイミングで検索結果画面を目視確認していなければわからないです。
そしてこのデータの記事は数年前のものが多いんで、多分そうした可能性は低そう。
なおランキングが上がればクリック率は自然と上がるので、
AMP化ページのクリック率が上昇している事は不思議じゃないです。
結論としてAMP化する事で検索順位が上がる理由がわからないけど、w
何かしらの相関性はありそうだと言う事になります、はい。
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