究極のSEOは「検索する前に思い出して貰える事」
SEOはどこまでやればゴールなのか?
その問いには答えがあります。これ。
検索する前に思い出してもらえる事、
これが最上級のSEO。どれだけSEOや広告が上手くても、優れたコンテンツを作れても、
はあちゅうとかイケハヤのコンテンツの方が見つけてもらいやすい。と広告代理店で働いてた時からずっと思ってた。
専門的に言えば純粋想起を取りに行く、という事。— おおき@SEOコンサル (@ossan_mini) 2018年2月3日
例えばもしあなたがコスメに関するブログを書くビューティブロガーだったとしましょう。
「エイジングケアと言えば○○さん」と、検索する前に思い出して貰える事が究極のSEOです。
それは検索0位、つまりあらゆるエイジングケア関連KW1位の記事を抜き去って更に上位に位置する事になる訳です。
余談ですが、様々な企業は、自社製品の純粋想起率を毎月気にしています。
「生コスメと言えば○○」「シミ対策と言えば○○」でアンケートを取ります。
今月は10%超えたとか、競合のあのブランドに負けた、等と一喜一憂するのです。
言わずもがな、 ブランドの想起が上昇すれば「0位」を取れる からですね。
これは言い換えるとブランドを作り上げていくと同じです。
では検索する前に思い出して貰える様にするには何をすれば良いのでしょうか。
ブランドはピンポイントを突く事が鉄則
どうやって思い出して貰いやすくするのか?
ブランドを構築していくのか?
答えは 「狭める」事です 。ピンポイントを突く。絞り込む。
冒頭の例で言うと、今の時点で「コスメ」の純粋想起を取りに行くのは至難です。
多額の資金を長期間投下して、そこを占有し続ける猛者が既に数多くいるからですね。
「コスメ」ぐらいのレッドオーシャンでやるなら、
例えば最低限「化粧下地」ぐらい絞り込んでないと厳しいかも知れません。
さらに商品のセグメントを切って「新作の化粧下地」「プチプラの化粧下地」「デパコスの化粧下地」とか。
また年齢のセグメントを切って 「30代のためのデパコス化粧下地ブログ」 ぐらいまで絞り込んでもいいかもしれません。
(あまり詳しくない分野なので適当ですみませんがw)
細かいブランド構築論はここでは割愛しますが、ブランド構築は狭める事から始まります。
ぜひ思い出して貰える様に考えてみて下さい。
で、このブランド構築には副産物があります。それが…
これが逆にSEOに効くと言う場合もある
効くんですね。SEOに。
Googleは「皆が見たいものを検索上位に表示したい」のです。
ブランドの強いサイトやブログは「皆が挙動を見たがるもの」に自然となりえます。
つまり結局、検索する前に思い出して貰えるようにブランド構築したら、
検索上位も同時に取りやすくなる可能性があると言う事です。
ブランド構築がSEOに効く仕組みは単純です。
ブランドが確立されていると、記事に対して 被リンクとサイテーションが圧倒的に増える からです。
記事をアップしてすぐ、被リンク、SNSのいいね数、シェア数、サイテーション(ブランド名を言及される)数、などなどがつきます。
当然これはSEOに高い効果が見込めます。
また記事アップしてすぐこうしたシグナルが多くつくと、つまり初速があると、
SEO観点からも効果的で、いきなり高い位置にランクインする事があります。
何かご自身の強みがある場合は、ブランド構築の強化を目指しても良いのではないでしょうか。
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