画像、適当に扱ってない?
画像ってつい適当に扱ってしまうんですよね。
それに、画像のあれこれが、 SEOに影響を与えてる なんて、
知らない人は少なくないのでは?
Google公式の画像の取り扱い方のガイドラインが更新されました。
これ画像検索のガイドラインだけど、Googleが画像をどう理解しているかよくわかる。
日本語版はこちら。未更新。遅くとも1か月以内ぐらいには更新されると思う。https://t.co/d6VBCasdwb
Googleは「何の画像か」を、ほぼほぼ理解できる。
オリジナル画像で、文意を補うものは評価されると思われる。— おおき@SEOコンサル (@ossan_mini) 2018年5月8日
ガイドラインには日本語版があります。今回更新があったのは英語版のみ。
日本語版の更新がいつになるかはわかりません。
今回の更新で追加された部分を中心に、かいつまんでご説明します。
(ちなみに日本語版はこちらです。)
Googleに画像をこう見せよう
まず今回更新のあったガイドラインは、スマホ向けGoogle画像検索の考え方を説明したものです。
同時にGoogleと言う検索エンジンが画像をどの様に認識し、評価しようとしているかが分かるようになっています。
Googleは画像をコンテンツの一種だと考えています。
今のGoogleは 画像が「何の画像か」をほとんど特定できる と思って良いです。
画像に文字が書かれていれば、その文字列をテキストで認識する事も可能です。
ただし、テキスト情報と同じく、画像周囲のテキストとの関連性や、
その画像の意味など、ハイコンテクストな意味の理解はまだまだ難しいものです。
今回の更新では、Googleに画像の意味をより理解させるための複数のTipsが追加されました。
いくつか挙げてみます。
1. オリジナルの画像を使おう
商用無料の画像を利用している方は多いでしょう。
それ自体はNGではありません。
ただ、無償の画像はありふれる可能性があります。
それゆえSEO観点では オリジナル画像の有意性は高まります 。
例えば旅行記とか、何かの解説画像とか、レビュー系ブログとか。
雑記ブログでもオリジナル画像が多いものは上位に来やすかったりします。
画像検索SEO観点でも、他のサイトにも登場する画像はヒットしにくいですね。
またオリジナル画像であれ無料の画像であれ、
altテキストは全ての画像にきちんと記述した方がいいです。
2. 文脈をGoogleに理解させよう
その 画像と関連する文章を周囲に置いて下さい 。
これは昔から画像検索のSEOでは基礎です。知ってる人は知ってるかな。
別の観点から言うと、文脈に沿った画像を置いた方が良いとも言えます。
また、画像検索SEOでは、 重要な画像は記事の上部に置いた方がいい です。
Googleは記事上部を「重要かも」と認識しやすいですからね。
3. MFIを意識。スマホで表示しやすい画像に
Google画像検索のメインデバイスはPCよりもスマホの様ですね。
画像はPCよりもスマホで閲覧しやすい様にする様にしましょう。
特に 画像のサイズと表示速度 の2点ですね。
この2つはスマホでどうなるか逐一チェックした方がよいです。
4. URL構造でも画像を理解させよう
URLパスがどんなコンテンツのフォルダの階層にあるか?
また画像ファイル名が適切に画像の内容や周辺の文脈を表しているか?
逆に言うと 無関係な要素が入り過ぎてないか 。
極端に単純化した例で言うと、
ナイキフォルダ > スニーカーフォルダ > 『エアハラチ』フォルダ
にナイキのスニーカー『エアハラチ』の画像を置くのは、Googleが画像を正しく理解しやすいと言う事です。
逆に、新車フォルダ > 日産フォルダ > エクストレイルフォルダ
にナイキのエアハラチ画像を置くと、
Googleはその画像を正しく理解できるかはわかりませんって話ですね。
いかにもSEOライクな話ですが、Googleはこう言った要素からも画像の意味を理解しようとしていると言う事です。
以上です。
何か不明点あればコメントでも頂ければ。
コメント
記事Aで使用した画像を同じサイトの記事BやCで使用しても問題ないですか?
アップロード先URLは同じとします。altは別の物を使っています。
問題ないですよ!理想はそれぞれの記事で個別の画像を用意できる事ですが、それができくても問題は無いです。
URLを自由に設定できないブログを使ってますが
この様な場合は、その他のポイントを押さえておけば問題ないですよね。
はい、他のポイントを押さえれば問題ないです。wordpress等でもカスタマイズの自由度が低いものは多いですしね。altの編集ができれば一番良いですね。