サイト内が部分的に重複したらblockquoteタグを使おう

サイト内が部分的に重複したらblockquoteタグを使おう

サイト内で重複箇所ってどうしても発生しがちです。
検索エンジンからの評価が下がらないか気になりますが、削除してしまうとユーザー体験を損ねかねません。
 そんな時はblockquoteタグを利用しましょう。 

補足:blockquoteタグとは?

自分のサイト以外の何かから(特に他人の著作物から)引用した文章などを、このタグで囲い、「この部分は私のオリジナルではなく引用ですよ」と読者に明示するためのタグです。
正式にはblockquote要素と言います。

サイト内の部分重複のリスク

結論を言うと、重複とGoogleが判断しているかどうか調べようがありません。
デメリットとして挙げられるのは、次のようなケースです。

例えば脱毛サイト内の3記事に「サロンAの料金」と言う項目があったとします。
その場合…

  • 3記事のうちどれか1記事の「サロンAの料金」だけが「本物(正規)」とみなされる
  • 他2記事の「サロンAの料金」は重複コンテンツであるとみなされる
  • その場合、重複とされた2記事は、「サロンAno料金」箇所は
 無かった事にされる 
  • 3記事のうちどれを本物とし、どれが重複とするかはGoogleが決める
  • 2記事は検索意図を十分に満たせないとされ検索順位に影響する
  • サイトオーナーにとってどれが本物(正規)で、どれが重複とされているか
  •  調べる事は難しい 
  • ただし、よく勘違いされるが、「ペナルティ」にはほぼならない
  • ペナルティや警告が来るのは記事が全体的に重複しているなどの場合だがレアケース
  • つまり、重複があったとGoogleが思っているとして、
    どの記事が重複と思われているかわからないし、せめて本物(正規)記事を指定したくても、
    コントロールが出来ません。

    正規記事を指定したい場合に、blockquoteタグが便利です。
    (100%Googleの評価を変えらえれるかはケースバイケースですがこのように意思表示する事は重要です)

    blockquoteタグのソース例

    まずblockquoteタグのベーシックな使い方はこうです。

    <blockquote<p>ここに文章を記術</p></blockquote>

    ただし、SEO観点からは、下記の様にcite属性を付けた方がいいでしょう。
    cite=””の、”と”の間にURLを記述しましょう。

    <blockquote cite="引用元のURL"><p>ここに文章を記述</p></blockquote>

    さて、実際にblockquoteタグで引用した文章を装飾してみます。

    <blockquote cite="https://seoer.work/how-to-avoid-duplication/ "><p>これが気になる場合はblockquoteタグを使いましょう。</p></blockquote>

    実際にブラウザで読者が見た場合、この様に見えます。
    (引用元URLは読者には見えなくなります)

    これが気になる場合はblockquoteタグを使いましょう。

    繰り返しになりますが、blockquoteタグは引用をする際に引用元を読者に明示するHTMLタグです。
    引用元のURLは必ず含めて下さい。

    blockquoteは正規の記事を示したい場合に使う

    僕の例を挙げてみます。

    • まず検索にヒットして欲しい記事とそうでない記事を明確に分ける
    • 検索にヒットして欲しい記事では何もしない
    • 検索にヒットしなくてもまあいいかなと思える記事では、重複箇所を「参考」としてblockquoteで囲う

    これは引用と言う体裁なので、引用でなければ不自然になります。
    そして上にも書きましたが、100%Googleががこれに従うかは不明です。
    まあ大体従ってはくれると思われますが。

    またテンプレによってはデザイン的にも悪目立ちする事があります。

    その辺りが気になる方は、もう

     細かい事を気にせず、こう言った部分重複はスルーする 

    方が良いでしょう。
    リライトしてしまうのもいいです。

    また「サロンAの料金」という項目が重複していても、
    各記事でそれぞれ膨らませて書いてあって、全然違う内容になっているなどはもはや重複ではないので気にしなくて良いです。

    最後にそもそもの話ですが、
    僕は最初に サイト設計、記事設計ありきのスタンスを取る 人間なので、
    そのプロセスを経ていれば重複箇所はあまり発生しません。
    発生しないように記事別にどの項目を入れるかを最初に決めるからです。
    その辺りも考慮に入れてみるのも良いかもしれませんね。

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