SEOに強いキーワードマッピングの決め方の一例を解説します。※あくまで一例ですので、他にも色々な考え方があります
キーワードマッピングとは?
キーワードマッピングとは、サイト設計に合わせて、各ページにSEO対策したいキーワードマッピングを割り当てる作業 (=マッピング) を指します。
これによって、どのページがどんなキーワードでSEO対策をするのかが明確になります。また別々のページで近しいキーワードのSEO対策をしてしまう様な事がなくなります。
SEOをやるなら、キーワードマッピングとサイト設計は同時並行がベストです。
ただしこう言ったキーワードマッピングと言うものは、あくまでSEOを目的とした話です。サイトの目的や集客経路、ジャンルなどで変わりますので、これらを参考にご自身で色々試してみて下さい。質問があればこの記事やYouTubeのコメント欄か、Twitterにでも下さい。
※以下、動画の文字起こし
SEOの為のキーワードマッピングの例
一番最初の作業として、トップページのSEO対策キーワードを決めます。これが全てのキーワードマッピングに一番影響します。
または、
- 一番大事なページ
- 一番収益に近いページ
などを中心に考えてもいいのですが、本質的には大体同じなので、ここではトップページを中心に考えるやり方を説明しますね。
①トップページのキーワードマッピング
一番重要なのは、トップページ以下は全て「トップぺージに関連するキーワードを対策する」と言う事なんですね。
言い換えると、「トップページで対策する検索キーワードの検索意図」を満たすために下層ページが存在すると言う事です。
トップのキーワードの検索意図を満たすために各カテゴリトップがあり、カテゴリトップの検索意図を満たすために個別ページがある。そう言う検索意図の入れ子の状態がキーワードマッピングの理想的な構造の一つです。
同時に、それ以外の情報は下層のページに入れない。キーワードもそれに従ってマッピングする。余計なキーワードで対策しない。
あくまでSEOの一例ですけどね。
※ジャンルやSEO以外の集客施策、サイトの目的などで色々テストしてみて下さい。
②カテゴリトップページのキーワードマッピング
カテゴリトップページは、トップページのSEO対策キーワードの検索意図に含まれると思われるキーワードでSEO対策します。
当たり前ですが、他のカテゴリトップページと対策キーワードが被らない方が良いです。海外ではそう言うのを「キーワードカニバリゼーション」などと言います。
例えばトップページで「自動車保険」を対策するなら、カテゴリトップではその検索意図にあるであろう
- 「自動車保険とは」
- 「料金の例」
- 「補償内容」
- 「等級」
- 「オプション」
- 「口コミ評判」
…辺りがカテゴリトップのキーワードになる事が考えられます。
大体対象になるのは、これから自動車を買う人から、購入が決定している人、保険の乗り換えを検討している人などですよね。
まずはそれらのターゲット層の方がどう言う情報を知りたいと思うかを聞いたり、実際検索上位に上がっているサイトがどの様な情報を提供しているかでこれらを判断して下さい。
③個別ページのキーワードマッピング
その下の個別ページでは、カテゴリトップで狙うキーワードの検索意図を満たすと思われるキーワードでSEO対策します。
例えば「補償内容」カテゴリで言えば…
- 「対人賠償保険」
- 「対物賠償保険」
- 「人身傷害」
- 「搭乗者傷害」
- 「車両保険」
- 「(各種)特約」
ここでも当然、キーワードのカニバリゼーションには注意した方が良いですね。冒頭で述べた様に、関係のないキーワードで対策しない様にしましょう。
Googleなどの検索エンジンからすると、無駄な情報がその分多く含まれている事になるからです。
これらは、お気づきだと思うんですけど、サイト構造の設計方法と表裏を成しているので、サイト構造と合わせて一緒に考える様にして下さい。
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