渾身のロングフォームコンテンツは、マイクロコンテンツに勝てるのか?

渾身のロングフォームコンテンツは、マイクロコンテンツに勝てるのか?

渾身のロングフォームコンテンツ vs SNSなどのマイクロコンテンツ、どっちがいいの?ロングフォームコンテンツでやるSEOはオワコン?

そう言った声をここ数年でとても良く聞く様になりました。この記事はその声に対する1つの回答として書きたいと思います。

さて、この記事を書く少し前に↓こんなつぶやきをしました。

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これは

検索上位とかに良くあるロングフォームコンテンツが、今っぽいマイクロコンテンツにも変換されればいいのに

と言うマイクロコンテンツ思考から産まれたメタファーをつぶやいたものです。結構本気で言ってます。笑

140文字のTwitter、画像数枚のInstagram、15秒動画のTiktok。

今はSNSにおけるマイクロコンテンツ大活況の時代。情報を詰め込んだ渾身のロングフォームコンテンツを是としてきたSEO界隈では、今一つこの流れに馴染めずにいる人も少なくありません。

じゃあマイクロとロング、どっちがいいんでしょうか?

ロングフォームコンテンツの戦い方

ロングフォームコンテンツに慣れすぎた人は、マイクロコンテンツの事を

  • 情報量少なくすぎ
  • それは「質が良い」コンテンツではない

と思うでしょう。それはその通りです。ロングフォームコンテンツは情報それ自体が価値ですから。

ロングフォームコンテンツの価値とは、

  • 多くの情報を網羅的に得られる
  • 検索エンジンなどからいつでも豊富な情報にアクセスできる
  • つまりストック型である

この辺りですよね。またロングフォームコンテンツを仕掛ける側にとっての最大のメリットの1つは、

  • 長文テキストに大量の画像に長尺動画にと、何でも置ける

と言う点です。ブログはオワコン?と良く聞かれますが、とんでもない事です。この先トレンドに左右されずに最も長く残り続ける可能性があるメディアの1つです。

だって他に自分のドメインでロングフォームコンテンツを置いておけるものってほとんどないですからね。

更に言えば検索市場だっていまだに拡大しています。SEOもオワコンどころか成長市場なんです。

マイクロコンテンツの戦い方

一方でマイクロコンテンツを消費する世代の姿勢って、

  • 情報は調べればわかる
  • だから最低限の情報だけ出して貰えればOK
  • 調べたい事はあとで調べるし
  • 情報それ自体に価値はない
  • 強いて言うなら整頓されてないリアルな情報を見たい
  • 古い情報がアーカイブされず後から探しづらいのも良い
  • 後から検索で探されたくない
  • 古い情報が流れていき、新しい情報が流れてくるのも良い
  • どうしても気に入った情報はブクマとかすれば良い
  • 最低限の情報をフックに気の合う人と繋がりたい
  • 共感し合いたい
  • 信頼関係を築きたい

ざっくりこの辺なんですよ。ロングとマイクロは価値の置き所が違うだけ。

例えばマイクロコンテンツで「おすすめクレカ3選」と言う投稿があったとします。これをインスタ画像で言うとすると、カルーセルの最後に

  • 参考になったらフォローしてね!
  • みんなのお勧めをコメントで教えてね!
  • 続きの解説動画はbio(プロフィール)のURLから観てね!

となりますよね。Tiktokでも何でもそう。決して投稿に記載された情報それ自体の価値が高い訳では必ずしもない。それを起点にコミュニケーションを開始するなどし、信頼関係を蓄積する事が重要なのです。

マイクロコンテンツネイティブな世代にとってこれこそが価値であり「積み上げ」ですからね。ロングフォームコンテンツに慣れた人にとっては薄い情報ばかりに見えてしまうかも知れませんけどね。

ちなみにだいたいどんなSNSでもその辺はアルゴリズムで重みづけがされている事がほとんどです。プラットフォーム側もその行動を促し、プラットフォーム内での滞在時間を伸ばして欲しいのです。

マイクロ×ロングを組み合わせよう

マイクロコンテンツとロングフォームコンテンツ、どちらが良いかと言う議論は意味がなくて、お勧めは「どちらもやる」です。だってそれぞれメリットがありますから、両得が理想ですよね。

なお、まず先にSNSでマイクロコンテンツをガチるのを推奨します。プラットフォームのアルゴがあるので、最初はロングとマイクロを両方やるよりSNSでマイクロコンテンツに集中する方が早いです。

そこで知名度つけて信頼関係とか好感度上げる所から始めましょう。それだけでも十分ですが、そうやって獲得し信頼関係のできたフォロワーの何割かは、あなたの作ったロングフォームコンテンツを求めます。そう言う人達の需要に応えるべくロングフォームに挑戦する、と言う道筋が確実性が高いです。

ロングフォームコンテンツ
↑ ↓
マイクロコンテンツ

こうやって互いに誘導しあうと良いですね。

あるいは他のやり方として、マイクロコンテンツでテストして好評だったものを改めてロングフォームコンテンツとしてまとめると言う手順もありです。ロングフォームで失敗するリスクを軽減出来ます。

だからマイクロかロングかの議論よりも、どちらが先かと言う順番の問題であるとも言えますね。

ちなみにこの記事も、最初に↓こうやってTwitterで呟いてみた所、興味ある人の多そうなトピックだったから記事にしてみました。マイクロコンテンツの王道の使い方の1つですね。

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ちなみに私のロングフォームコンテンツの1つとしてメルマガがあります。こっちはこっちでSNSやこのサイトなどではしていない話を書いています。ご興味ありましたらぜひご登録下さい。最新号はこちらです

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