写経でアフィリエイトやSEOに慣れよう
馴染みの無いジャンルに参入するなら、検索上位の10記事を一度「写経」するのおすすめ。
単語単位で語彙や段落、アフィバナーまでの訴求の流れまで細かく見るのが目的。
セルフ形態素解析。
ざっと見るだけだとどうしてもわかった気になってしまう。— おおき@SEOコンサル (@ossan_mini) 2018年2月21日
新しいジャンルに参入する人や、初心者の人は、どんな記事を書いたら良いかわかりません。
またこれからアフィリエイトやSEOをやってみたい、そう言う意欲的な方であっても、文章を書くことがそもそも得意で無いと言う人は、右も左もわからない状態でしょう。
そんな時、手っ取り早くざっくり正解となる書き方を知りたい人には「写経」がおすすめです。
写経をやると、ある程度正解となる書き方をざっくりと再現出来るようになるやり方です。
文字通り他人様の記事を練習として書き写すと言う練習方法ですね。写経で得られるメリットは次の通りです。
- 慣れる事ができる
- ある程度正解っぽい書き方を手っ取り早く再現できるようになる
- 先に正解にアプローチする事でいち早く次のステージを目指せる
- 写経を通じて何等かの法則やフレームワークを発見できる
やり方はいたってシンプルです。
書き写すだけ
検索結果1位〜10位までの記事を全て開き、全てタイピングで良いので一字一句、文字装飾や改行等も全て真似しながら書き写して下さい。
この写経で得られるものは、解像度の高さと再現力です。検索で高い評価を受けているタイトル、見出し、段落の括り方、テーマの選び方、記事全体の構成…
そういったものに写経を通じて慣れる事ができ、ある程度は自分でも似たようなものを再生産する事が可能になります。
だから単語一つとってもかならず原文で漢字表記なら漢字で書くなど、完全に再現して下さい。
自分自身、写経の効果を身をもって体験してる
私自身は写経、というか、正解に最初からは昔からよくやります。写経はすなわち正解に最初からアプローチしてある程度再現出来るようにする手法です。
一万時間の法則と言って、どんな素人でも一万時間をトレーニングに費やすればプロになれると言う理論を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
私はこれを否定はしませんが、大いに疑問を感じています。
正しいトレーニング、正解とされるトレーニングを正しい手順で続ければ、遥かに短い時間でプロと肩を並べられると思うからです。その分他の人より高度なステージに進む事ができます。世に言う天才とか、抜きんでた能力を発揮する人などはこの類だと思っています。
自分の例を紹介しておきますね。
古くは学生時代、先に問題集の答えを全て暗記し、その後に解説を読み、最後に教科書を読むと言った順で勉強をしていました。この道筋の方が周りの友達よりも早く正確に得点を伸ばせる事に気づいたからです。さらに言うと、自分の周りの成績優秀者をずーっと観察していると、そういう人が少なからずいる事に気づいたからです。
社会人になっても、入社直後から成績優秀な先輩に頭を下げて、彼の作成したパワポやワードのプレゼン資料、営業資料を大量に貰い、退勤後オフィスで一人で夜が明けるまで写経し続けました。自分の作成するプレゼンや資料はクライアントから高い評価を得たり、受注を多く獲得出来ていました。
ちなみに写経だけでなく、優秀な先輩のやる事は電話営業、資料の作成方法から口癖に至るまで完コピを目指しました。最初だけですが。最初だけはオリジナルを一切やらない、と言う信念に基づいていました。
はい、そんな感じで写経の大事さを力説しましたが、写経って、武道で言う「守破離」の「守」なんですね。その後に待っているのは「破」、つまりそのやり方を少しずつ脱却していく事です。
なので、写経フェーズにいつまでもいてはいけませんと言う事も伝えておきます。
写経をやりすぎてはいけない
先述の通り、写経は
- 慣れる
- ある程度手っ取り早く再現できるようにする
- 先に正解にアプローチする事でいち早く次のステージを目指せる
- 写経を通じて何等かの法則やフレームワークを発見できる
と言ったメリットを得るために行うためのものです。
写経の件に関しては、反対する人もいます。これ自体が邪道っぽく見える事もあるでしょうし、写経だけをやり続ける事に懸念を示す人もいるでしょう。そう思う場合は当たり前ですが、あなたにフィットするやり方を選んでください。
かく言う私も、写経による練習は一回きりをお勧めしています。
アフィリエイトにおける写経は、あくまで検索上位の、Googleが評価した記事の作り方をざっくり再現できるようになるための練習です。
普通は、ゼロから何度も試行錯誤し自分の頭でその境地に至るまでに、ある程度の失敗を通じてリサーチや考え抜く作業などが必要になります。このやり方ももちろん素晴らしいのですが、完全オリジナルのやり方では必要以上に遠回りするリスクが生じます。
写経ではその道筋をショートカットし時間を節約し、より早めに成功するための手段の一つが写経であると言うだけです。
写経って実際、楽なんですよ。
やったらわかりますが、頭を使いません。
そしてそこそこ時間を食うし、いかにも仕事してる感や達成感、頑張った感があるんです。
でもやってるのはただの無心の反復作業です。身につくのはざっくりとした再現力だけ。Googleや読者が評価するのはその先、「破」以降であると言うのは忘れないで下さい。
例えば、いまGoogleが上位表示している記事が必ずしも全ての正解をあまねく示しているとは言えません。検索でこれらの記事に勝つためには何かしらこれらの記事を超えるものが含まれている必要があります。
でないと、写経だけで似たような記事を書いても、それは上位記事の劣化版なんですね。そんな記事を上位に表示させるメリットがGoogleにはないからです。
検索上位の記事+αが必要という事です。これが私の指す「破」に相当します。
と言う訳で、写経やってみようかな、と思う方はぜひ挑戦して頂き、いち早く次のステージに進んでください。以上です。
コメント
デザインも理論を学ぶより書き写してみて、ツールを使った方がはるかに色々覚えられますよね。
その後デザインの理論本を読むとすごくよくわかる。
なるほど。
コメントありがとうございます!
そうなんです、目で見るだけで理解した気になるより、書き写した方が遥かに細かい点に気付けるんですよね。
なるほど、、、これは勉強になります。
売れる広告の雰囲気を写せばわかりますもんね。
これは素晴らしい。。。
こちらもコメントありがとうございますー!!😄