SEOの3ステップのうち知られてるのは1つ目だけ
SEOにも段階があると言う投稿をしました。
SEOには3つの段階がある。 1.マイナス→0 2.0→1 3.1→10 1は「本来得られたはずの検索順位を取れていない(=マイナス)状態を解消する基礎的な」SEO。 2は基礎。3は収益化。 GoogleやSEOコンサル、書籍が発信するSEO情報の95%は1だけ。
— おーき@SEOコンサル (@ossan_mini) February 10, 2018
段階1: マイナスを回復するSEO マイナス→0
1は「本来得られたはずの検索順位を取れていない(=マイナス)状態を解消する基礎的な」SEO。
またサイトを作ったばかりの人がやるべきSEOです。
これは大抵のGoogleの発信や、
SEOコンサルの発信、
書籍やSEO系ブログ等に書いてある事です。
ここで言うマイナスと言うのは要するに、
検索エンジンにインデックスさせられていないページがあるとか、
重複ページや正しくないリダイレクトによる順位の低下などの事。
言い換えると、普通に基礎的なSEOをやっていれば簡単に得られたはずのオーガニックトラフィックを、
何らかの不具合により得られていない損失の事を指します。
これは実は結構深刻でして、気づかないまま何年も放置されてるケースがとても多いんですね。
典型的な損失の例としては、
商標系キーワードの上位を第三者に取られているなどが挙げられます。
これが行き過ぎるとどうなるかと言うと、
テレビ番組やタレント、CMなどについて書くトレンドブログってありますよね。
あれも広義には商標系キーワードを攻めてる訳です。
そしてテレビ番組名やタレント名、CM関連キーワードを盛り込んだトレンドブログで大量の収入を稼げる人がいると言うことは、
本家の方々が情報をしっかり公開していないばかりに、
本家が本来取れるはずだったトラフィックを奪われているという事なのです。
そして本家は中々その事に気付きません。
商標アフィリエイトも同じですよね。
こう言うのを総称して、「マイナス」と呼んでいます。
これらのマイナスをゼロに戻す、
つまり本来得られたはずのトラフィックを本家がしっかり得る事は、
GoogleやSEOコンサルの方々、書籍などに記載されているSEOでほぼ取り戻せます。
この1の役割は、どれだけやっても、
マイナスを解消する事だけです。
SEO経由の収益を伸ばして行きたかったら、
次のステージに進む必要があります。
↓
段階2: 収益をつくるSEO 0→1
2は収益化を図るための基礎的なSEOを指します。
1ができていないと、この2の効果は薄いです。
逆に1がある程度できていれば、
さっさと2以降を進めるべきです。
具体的に言うと、以下の様な一連の基本的なSEOの流れです。
・あなたのビジネスのターゲットのペルソナを明確にする
・ターゲットが欲しがるであろう情報を整理・構築
・ターゲットが検索するであろうキーワードを洗い出す
・それに沿ってターゲットがどのようにサイトを巡回しアクション(購入、申し込みなど)するのか仮説を立てる
・それに従いサイト構造を設計する
これは実はあまりGoogleもSEOコンサルも書籍なども触れない部分です。
個別のケースによる乖離が大きいことと、
これらは各プレイヤーの戦略になるので、
わざわざ他人に公開しないでしょう。
なおSEOを自分で深掘って突き詰めず、
世間に公開されてる情報を勉強しただけのSEOコンサルはこの辺りから知見が怪しくなります。笑
「ペルソナって何?それSEOに必要無いけど?」
とか大手SEO会社のベテランが平気で言う事があるので注意して下さい。
段階3: 収益を伸ばすためのSEO 1→10
3は収益化。
これは2をさらに突き詰めたレベルで、
CVしやすいターゲットのペルソナや、稼げるキーワードの見つけ方、
稼げるサイト構成、記事構成、果てはバナーの位置や色などに至るまでの、
より収益に直結する知見です。
これらのSEO情報は中々表には出て来ません。
それぞれのプレイヤーだけが独占することで収益になるからです。
必死にリサーチを繰り返し得た虎の子のデータですからね。
逆に言うと、多くの人に知れ渡ってしまったら収益かが希薄化しかねません。
書籍レベルではもう見たことないですね。
SEOコンサルは、ベテランであってもこの辺りまで来ると、カバーしていない人がほとんどです。
アフィリエイターが開催する有料のセミナーぐらいでしか見ないです。
ぜひ1の情報だけを全てと思わず、
この3の段階のSEOを探していただきたいと思います。
今度この3の段階の情報を学ぶのに役立つブログとか紹介してみようと思います。
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