SEO会社でこの20年近くずっと変わらず一線で活躍しているのはアイレップ(2006年上場)、サイバーエージェント(2000年上場)、セプテーニ(2001年上場)、ファベルカンパニー(非上場)、ウィルゲート(非上場)、ナイル(2023年上場)、Speee(2020年上場)などです。大型コンペなどでも良く名前が挙がります。私も各社に知り合い(または出身者)がいますので色々と教えて貰っています。とりあえず迷ったらこの辺りの会社から検討していけば良いかと思います。
他にも大小様々なSEO会社が存在し、混乱状態にあるのが現状。なのでこの記事ではSEO会社名を挙げつつその選び方とともに、
- どんなSEOコンサルティング会社にSEOを依頼すべきか?
- SEO業者は何をしてくれるのか?
- 優れたSEO会社はどこか?
- SEO会社にはどんなタイプがあるのか?
といった点を書いていこうと思います。
SEOコンサル会社というのは実に幅広く、そしてやっているSEO対策はよく分からない事が多いです。それぞれのSEO代理店の特徴を知り比較することで、SEO依頼をどこにすべきかを知っておきましょう。
うまく依頼するコツとしては、最初にSEOコンサルタントのKPIをしっかり定義してあげることです。おすすめは
- 売り上げ金額
- リード(リスト)獲得数
次いで、
- 検索キーワードの順位
- セッション数
あたりが定番のKPIとなる事が多いです。これらを設定しておく事で「何をしているかは分からないが効果測定は出来る」「売上に全く関係の無いSEO施策にお金を払う事がなくなる」と言う状態にはなります。KPIは複数設定しておこう。でないとSEO施策の効果なのかその他の広告やマーケティングキャンペーンの効果なのか分からないためですね。
SEO会社の選び方
さてここからはどの様なSEO会社に依頼すべきかという「SEO会社の選び方」について。
予算で選ぶ
基本的にはまず「予算」ありきです。SEOは業者にコンサルティングを依頼する場合、月額で数万円〜数百万円ほどのレンジがあります。業界全体で統一的に何をしたらいくらと言う基準はほぼ無い。そのためある意味言い値になっています。
そこでまず予算を決めましょう。以下に目安となる金額と「やって貰えること」を記しておきます。あくまで参考例ですので会社や担当者ごとに違いはあります。具体的には広告キャペーンなどのヒアリングを経てクライアントごとにカスタマイズされる事がほとんどです。
- 月額5〜10万円…月1回の相談やレポートのみ。顧問的な内容。ターゲットとするキーワードは少数
- 月額10〜20万円…月数回の相談やレポートのみ。ターゲットキーワードは少数
- 月額20〜30万円…月1回の定例会やチャットによるサポート、レポーティング、簡単な改善指示書作成など。ターゲットキーワードは少数
- 月額30〜50万円…月1回の定例会、チャットサポート、レポート、指示書作成を複数キーワードに対して行う。ターゲットキーワードは1〜10以内が多い。難易度の高いキーワードであれば1件でこの金額になることも珍しくない。この辺りまでは比較的どんなSEO会社も対応可能です。
- 月額50〜100万円…大規模サイトに対し、複数の難関キーワードに対する改善案を月1回の定例会、チャットサポート、レポートなどを提出しつつ、比較的細かい、テクニカルな領域にまで踏み込んだ改善指示書が納品されるイメージ。また目安的に100万円としたが事実上青天井になる事も例外的にある。このレベルだと大手SEO会社やコンサル数の多いSEO会社でないと厳しくなります
繰り返しになりますが上記はあくまで目安です。SEO会社側の稼働時間や作業量のイメージを掴んで貰うためのものです。この他に例えばページランクの高いリンク獲得に動いてくれるSEO会社やフリーランスSEOコンサルもいたりと色々です。
依頼者のサイト規模で選ぶ
次があなたのサイトの規模。
数万ページ以上の超大規模サイトやグローバルにまたがるサイトなどは基本的に大規模サイト扱いになります。大規模サイトの場合は基本的に担当者が複数必要となる可能性が高いです。またテクニカルな領域に踏み込んだSEOコンサルティングがそれなりに必要になります。
となると対応できるSEO会社は限られて来ます。基本的には大規模サイトは大手SEO会社や抱えるコンサルタント数の多いSEO会社などでないと対応が難しい場合もあります。
それ以外は基本的によほどの経験の浅い会社でない限り、SEO依頼を受ける事ができる会社は非常に多いです。
Q. 上場しているかどうかはパフォーマンスに関係ある?
A. 関係ありません。ただ、基本的にコンペに呼ばれる場合、どうも上場企業のみが呼ばれる傾向にある様です。主観ですが、上場/非上場はパフフォーマンスに全く関係ありません。
以前はアイレップ、サイバー、オプトなどは大手広告代理店の商流でSEO案件を請けていたため、どうしても大手SEO会社の方が「大手サイト慣れ」「ナショクラ(あるいはJTC)慣れ」人材が多くいました。
今ではSEOコンサル人材は各社で流動しており、どちらかというとパフォーマンスは人によります。
大規模なSEOコンサルティング施策を求める場合
SEOコンサルティング施策を細かく高レベルな分析・施策してくれるのは大手SEOコンサルティング会社が多いです。サイバーエージェント、アイレップの2社はSEO業界の2TOPです。(会社別については下を参照)
予算の目安は月額50万円〜100万円程度。高ければ月額で数百万円になる可能性もあります。日本国内の特にナショクラ(ナショナルクライアント)やグローバルにまたがる外資大手企業などでこのぐらいの規模感の案件を数社聞いた事があります。またこれはSEO業界に限った話ではないが、月額が大手企業への依頼は単価が低ければ断られる事も大いにあります。
大手企業の場合は自社の売上に直接関わらない研究部隊(間接部門)を持つ余裕がある事もあり、知見は高いです。
見積もりではオプションでコンテンツSEOやらコンテンツマーケティングやら制作なんかで、合計1000万近い月額のフィーを払うこともあります。その様なSEOコンサルティングの経験値の高さ×規模の勝負が出来るのが大手の強み。
またこれは大手SEOコンサル会社に限った話ではないが、人の異動や退職などで担当者が変わるのが比較的早いのはSEO業界に多い傾向にあります。1人の人とじっくり長期間SEOでサイトを育てたい場合はフリーランスや少数精鋭の会社に依頼する方がお勧めです。
2大大手SEOコンサルティング会社
大手企業でSEO部門のあるところを中心にSEO会社ご紹介します。
国内の大手広告代理店との結びつきが強い所が多です。
そしてクライアントも日本を代表する超大企業の多い、実力の高いSEO会社です。
大手SEO会社の得意サイト
とにかく知見・人数が揃っており、かつ他の広告のプランニング~運用との連携も可能。
基本的な商流が大手総合広告代理店のため、大規模サイトSEOを多数運用し太いノウハウを日々蓄積しています。そのため大規模なサイトの膨大なSEOプランニングや運用は最も得意とするところ。
小規模サイトの対応も可能だが、大規模サイトのSEO受託が多く、小規模サイトは優先度が下がります。よく聞く話として、大規模サイトへ注力するため、月額10万~30万円以下の新規の依頼は受注できなくなった、等と言うもの。
大手SEOコンサル会社の料金・予算の相場
- 月額20万円~200万円程度
平均的には月額50万円程度ではなかろうか。
月額10万円を切る予算では、大手SEO会社は大して何もできない事が多いため依頼しない方が良い。
以下に具体的に会社を紹介していく。まずは、SEO大手3強から。
結論から言っておくと、どの会社もあまり対して知見やアウトプットに差はない。
厳密には担当になったコンサルの力量次第。当然どの会社でもベテランから新人までいるわけで、新人が担当になったとしても、その場合ベテランがサポートに入ります。そういう意味でも差があまりない。あとSEO業界では人材が行き来する事もあり、ノウハウはどこも似てきます。
サイバーエージェント
日本最大級のインターネット広告代理店。
アメーバブログやabemaTVの運営も行うなど、ウェブ全般に強みを置く会社。
サイバーエージェントのSEO概要
自社メディアやスマホアプリという強みを持ちながら、SEO研究機関「サイバーエージェントSEOラボ研究室」を持っています。
長年京都大学と組んでGoogleのアルゴリズムの解析なんかにも乗り出し中。
データサイエンス、統計的分析を駆使してるイメージがあります。
IRではSEOの情報をあまり出していないので、そこは割とブラックボックス。
サイバーエージェントのSEOコンサルティング料金・費用感
中規模~大規模サイトのSEO案件を多数抱えています。聞こえて来る話では、お値段は業界相場より圧倒的に張り、業界最高峰に高いと思う。その分大規模サイトやグローバルサイト等の運用には自信があると言えそう。
コンペとかの噂が色々な所から流れてくるが、「え、相場の2倍?」と驚くような価格も多数聞く。
価格付けの背景として、恐らく広告施策をまとめて受注しているためSEO単体で見積もっていない事が理由で、
内訳としてSEOに高めにバジェットを宛てているからだと思われます。
アイレップ
アイレップのSEOコンサルティング概要
SEOもリスティングも強い、コンテンツSEO、コンテンツマーケティングも強いと言われています。
デジタルエージェンシー最大手クラスの中にいて、今でもやはり検索領域が強い印象。加えて、実はSEO事業では、SEO業界の中でもいち早く「コンテンツ推し」をしてきた会社でもあります。
コンテンツSEO、コンテンツマーケティングも相談してみても良いかと思います。長文のGoogleの品質評価ガイドラインを丸ごと和訳して発表した時は漢(おとこ)やな、と思いました。
アイレップのSEO施策は「とても細かい」分析や提案をしてくれます。その分資料は戦略コンサル並みに詰め込んだものを出してくれるので、SEOが大好きだったり、とても細かい自サイトの現状分析が必要ならアイレップはおすすめです。
アイレップのSEOコンサルティング料金・費用感
アイレップにSEOを依頼するなら、月額数十万~数百万円の予算があれば、依頼すべき筆頭です。知識量ではSEO業界でも圧倒的にトップクラスです。金額も相場並みかまあまあ高いぐらい。
アイレップ発の有名人
役員の渡辺氏や、後述する元アイレップの辻氏などは、SEO業界では有名。
渡辺氏が運営するSEO情報ブログ「SEMリサーチ」(http://www.sem-r.com)はSEO業界の代表的なブログ。最近は更新頻度が減ったが、90年代からSEO業界を見てきた識者の鋭い意見が見られる事もしばしば。
また渡辺氏の『検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書』は発売から10年ぐらいたった今でも、SEO業界では教科書的な扱いを受けている(個人的に最新版へのアップデートやkindle化希望)。
またアイレップが輩出した辻氏は今は独立してSEO会社を経営している(この記事下部に記載あり)DeNAのWELQ問題やDYM問題を指摘したり、各種アルゴリズムアップデート時の解説などでTwitterやブログ等で活躍する事も多く、日本のSEOシーンの最重要人物。
アイレップは博報堂系列
アイレップは日本第2位の総合広告代理店の博報堂グループ(正確には博報堂DYグループ)であり、博報堂Gの顧客の広告事業のSEM領域を引き受けています。なので超がつく大手の会社のSEOやSEMを担当しているケースが多数あります。
予算別SEO会社の例
以下はあくまで目安です。コンペや周辺へのヒアリングで良く聞く私独自の情報を元に書いておりますのでその点を踏まえた上で参考にして下さい。
月額目安50万円〜100万円のSEO会社
基本的に50万円〜100万円台やそれ以上の予算感のSEO案件となると大規模か、相当の難易度のターゲットキーワードか、あるいはその両方である事が多いです。このぐらいの金額感でここ最近よく名前を聞く事が多いのは以下の企業ですね。
- 電通デジタル…電通のグループ会社。電通の広告案件のSEO領域やその他も多い。超スゴい人材がいたりします
- Speee…読み方はスピー。2020年にJASDAQスタンダード上場。現在ではSEO以外が収益のメインで、SEOは基本高単価な案件が中心。
- サイバーエージェント…言わずと知れたメディアと広告代理業を主軸としたコングロマリット企業。SEOコンサルティングも歴史が長く精鋭が多い。サイバーのSEOといえば木村さんは日本のSEO業界を代表する有名な方の1人ですね。こちらの会社は金額は結構高いです。
- アイレップ…サイバーと並び日本を代表する広告代理店の1社。SEOコンサルティングの会社としてもトップオブトップです。やはり金額は高いですが、腕の立つ方が多いです。
- セプテーニ…大手ウェブ広告代理店。SEOはメインではないですが様々な高額のコンペで名前は昔から今までよく聞きます。
- CINC…読み方はシンク。こちらも名前はよく聞きます。
など。
月額目安30万円〜50万円のSEO会社
- ファベルカンパニー
- ナイル
- Wacul
- ジオコード(geocode)
- Plan-b
- アイオイクス
海外
- ブルースクレイ
- アウンコンサル
- 世界へボカン など
フルスピード
SEO界隈にはお馴染みのESOツール、ahrefsの日本の代理店でもあります。またASPの「afb(旧アフィリエイトB)」の印象が強いのですが、創業時の芳賀氏はSEO界隈で知る人ぞ知るというお方。今は違う方が社長をされています。クライアントは中小企業が多いかな。あまりSEOには注力していない印象があります。
セプテーニ
ここもあまり表に出る印象がない。最近ではSEOには注力せず、コンテンツと海外進出に注力していると聞く。
GMO
ゴリゴリの営業の印象が強いGMOでもSEOをやっています。ここは本当に情報がないのでよくわからん。
SEOサービス名は「GMO SEO+(http://seo.gmo.jp)」。またGMOグループ内ではGMOソリューションパートナー社もSEOを担当できます。さらにGMO NIKKO社(http://www.koukoku.jp)はSEMが中心と聞くので、SEOも行っている可能性あり。
アウンコンサルティング
元々SEOの中でも内部対策に強みがあると言われていたアウンコンサルティング。そしてもう少なくとも国内のSEOには注力していないようです。いち早く海外進出に乗り出したりと、新しい事にも挑戦しようとする気概が見られます。
独立系SEOコンサルティング会社
大手資本が入っていない、独立系のSEO会社(ちょっとうろ覚え)を紹介。
大手SEOコンサルティング会社と比べるとクライアントが中小企業の割合が多い印象です。
独立系SEO会社はとても多様であり、元気な若い会社が多いです。
だが実はここ数年、「SEO会社の超新星」みたいな所は出てきていない。
裏を返せば、今有力な会社は今後もずっと有力でいつづける可能性があります。
株式会社Faber Company
社長の古澤氏は昔アフィリエイターの間では有名でした。取締役には「海外SEO情報ブログ」で有名な鈴木謙一氏が就任中。
SEOコンサルティングの他にも、記事制作代行やCRO(コンバージョン最適化)コンサルティング、GA4活用支援・Looker Studio構築支援なども行っています。
また取締役の鈴木謙一は「海外SEO情報ブログ」の運営者であり、Google 公式 検索セントラル ヘルプ コミュニティのプロダクトエキスパートでもあります。
YouTubeチャンネルはこちら。
アイオイクス
SEOジャパンという媒体が有名。
日本でもSEOがまだ有名でなかった時代に立ち上げた媒体であり、SEOジャパンのブログ記事は海外の有名SEOメディアやGoogle関係者の発言などを取り上げており、SEO業界内でも参考にされています。そのため「SEO情報ならアイオイクス」というイメージがあります。
かつては外部リンクに強かったが、最近はコンテンツマーケティングや、LPのCV改善コンサルティングにも注力しています。
サクラサクマーケティング
こちらもSEO業界ではだいぶ老舗のコンサルティング会社。元在籍者も含めて何人か知り合いの方がいますが、皆さんSEOの知見やお持ちのデータは相当しっかりされています。YouTubeチャンネルも積極的に更新されています。
ウィルゲート
独立系ながらSEO事業はかなり色んな会社に食い込んでやっているイメージがあります。あとはメディア事業の印象が強い。
ナイル
ゴリゴリの営業会社のイメージです。だが、中の人と話した時に、かなり高度なSEO知見をお持ちな印象があった。あとメディア(Appliv)の成功事例をDVDで出したりメディアを海外進出させたりと好調なイメージがあります。土井氏のSEOブログ、天照SEOもSEO業界ではかなり有名。私もよく勉強させて頂いています。
DMソリューションズ
なぜか吉祥寺の一等地に本拠地のあるSEO会社。内部SEOやコンテンツSEOのコンサルティングなどに強いと思われます。また独立系なのにSEO会社の中でも知的で、ガツガツしていない印象がなぜかあります。
Googleのリンク関連の手動ペナルティの嵐が吹き荒れた際、SEO業界の中でもいち早く「ペナルティ解除支援施策」を商品化するなど、独自のポジションを築いています。
アユダンテ
こちらもSEOコンサルティング業界では知的で落ち着いた印象のある会社です。コーポレートサイト上に豊富なコラムを展開していたり、セミナーで同社の社員の方が登壇しています。内部SEOやコンテンツマーケティングに強い印象。
ウェブライダー
京都発のウェブ制作会社。拠点は東京にもあります。制作会社の強みを活かし、コンテンツメーカーを地で行くような、独自のポジションを築いています。セミナーでも登壇されているのをたまに見かけます。
個人SEOコンサルティング会社
実力がありフリーランス、会社を立ち上げた方々。クライアントは大手~中小までさまざまです。業界内でも特に有名な実力派たちをピックアップしています。
住太陽氏
SEO業界の有名人。ブログの情報も充実しており、勉強している業界の方も非常に多いです。
セミナーでもちょくちょく登壇されているようです。ただし、最近は依頼しても手一杯でそもそも新規のSEOを受けていないと言われるらしい。
辻正浩氏
アイレップから独立され、フリーランスを経て現在は株式会社so.laを運営されています。辻さんのセミナーを一度見たことがあるが、会場が爆笑の渦で、非常に楽しかった記憶があります。日本のSEO業界を代表するSEOギーク。
SEO会社まとめのまとめ
日本のSEO会社、2010年代に爆発的に増え、その後淘汰され、そして今も定期的に新たな勢力が増えています。あと個人のコンサルが相当増えましたね。競争が熾烈になっております。
それから各社の知見はだいぶ差が無くなってきています。今ではWeb上にSEO関連情報って十分すぎるぐらい転がっていますからね。
ただでさえSEOって自社で出来る所も増えてますから。なのでSEOだけしか出来ない、わからないコンサルはどうしても金額勝負となってしまい、安く買い叩かれます。そのため付加価値としてSEOと一緒にSNSやコンテンツマーケティング、広告キャンペーン、動画などなどと連動できるSEOコンサルの需要が増えている印象です。
需要で言えばコンサルティングだけでなく、実装、つまり「コンサル側でやっておいてあげますよ」という「並走スタイル」が求められています。もう知識の需要は本当に減ってる。これ、2000年代の戦略コンサルタントがたどった道と同じなんですよね。
また個人でもSNS経由でSEOコンサルティングの仕事とれる人が増えています。故にSEO業界全体の競争は激化の一途。SEO会社各社はSNSが弱く、そのため広告代理店の商流か独自のコンテンツマーケティング(セミナー登壇など)からのリード獲得をメインとする、という状況です。
SEO会社で2000年代からずっと継続して目立ってるのはやはりアイレップやサイバーエージェント、そして独立系ならファベル社、ウィルゲート、ナイル辺りかと思います。
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