SEOとSNSとYouTube、メルマガなど複数媒体を組み合わせて収益を出す方法を解説します。
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(以下、動画のほぼ文字起こし)
こんにちは、大木です。よくSEO1本だけの集客は危ないとか、SNSとか動画を組み合わせたメディア運営をしようと言う事を言ってるんですが、それって何がいいの?とか、どうやるの?と言う事が分からない方のために、動画で解説しますね。
SEOとSNSとYouTube、メルマガなど複数媒体を組み合わせて収益を出す方法を解説します。
結論: サイトとSNSと動画で稼ぐ「メディアプランニング」の基礎
- まず売りたいものを決める
- どのSNSが自分に適しているかリサーチする
- SNSで友達100人作る
- 動画とライブ配信は「もっと好きになって貰う」ため
- メルマガは1対1の対話のために使う
- 最後にウェブサイトを立ち上げる
複数メディアを使うメリットはめちゃくちゃある
なぜ複数使うべきか?
それは、あなたのターゲット層がそこにいるから。収益の機会につながるから、です。あなたの全てターゲットが検索だけ使う訳では全くないし、インスタだけとか、Facebookだけを使う訳でもない。
あなたの事を知らないユーザーが沢山いるメディアが他にもあるならそこに顔出さないと勿体ないんですよ。どんなに素晴らしい情報を持っていても、知らせる相手がいないと意味が無いですからね。
具体的な複数媒体メディアプランニングの例
1.まず売りたいものを決める
もう最初はこれが全てです。これ重要だけど、決めずに始めちゃう人がとても多いです。売るものが決まってないと、それを欲しがる人を探せないんですね。欲しがる人を見つけられないと、その人達がどういう情報を求めてるか分からないんです。だからウェブサイトも作れない。
このプロセスを怠ると、結局自分の発信したい情報を何となく発信し始めてしまう。たまたま当たればいいんですけど、当たらなければ結果が出ないです。
だからまず売る物を決めましょう。
「ベルタの葉酸サプリ」みたいな具体的な商品名でもいいですし、もっと大枠の「サプリメント」みたいにジャンル名でもいいです。
1つ重要なのは、あなたがのめり込める様な興味の強いものが良いです。でないと続かないので。
2.どのSNSが自分に適しているかリサーチする
色んな媒体を使う理由は、あなたのターゲット層と繋がって、その人達がなにを欲しがっているかを知ることです。
だからまず、売るものが決まったらそれらを買った人がどこにいるか検索してみましょう。先入観は捨ててみて下さい。例えば家具を売ると決めたとして、一見インスタに家具を買った人達が多くいそうです。実際検索してみるといるんですが、Twitterで検索してみても沢山いる事が分かります。YouTubeにもかなり沢山いますね。家具の情報を発信してる人たちも多いです。Tiktokは検索してみるとまだまだ少ないですね。こうやってターゲットが沢山いる場所でまずはアカウントを作りましょう。
3.SNSで友達100人作る
使うSNSを決めたら、まずはターゲット層と繋がって仲良くなって下さい。これは友達として、と言う意味です。オフ会とか一対一のランチ会開いたりとか、あとLINE交換するとかの、リアルの友達と同じ様な感じです。
相手が誕生日ならおめでとう、お祝いしよ!と言う、風邪ひいてたら大丈夫?お大事に、と言う、みたいなね。もちろんこう言うのが苦手な方もいると思うんで、そこは無理しないで、そう言う人をフォローして遠くから見てたりしてもいいです。友達になって仲良くなれた方が何より楽しいしあとあと楽ですけどね。
こう言う友達が100人ぐらいそのジャンルにできればもうこの複数媒体運用は半分くらいまで完了してると思っていいぐらいです。あ、もちろんそのあとも繋がった人たちとは仲良くして行ってくださいね。お財布として見るんじゃなくて、きちんと友達として、人と人とのつながりなので。
この友達100人については時間は掛からないです。感覚的にはだいたい1か月ぐらい。その間、別に有益な事とか、面白い事、バズりそうな事を無理して言わなくていいです。言いたかったら言っても全然いいですけど。ただ仲良くなれればひとまずOKです。目的はネットワーキングなので。
1か月友達を作る事に集中すれば、フォロワーが100~1000人位にはなってると思います。
で、そうするとみんなの知りたい情報ってかなり分かって来ますよね。
今これが話題で、今後半年でこう言うイベントとか話題が出て来そうだなって。ハッシュタグとかもどんどん追って行って、とか。話題になってる人の発言とか、そこに対するコメント欄も細かくチェックしてみて下さい。
「皆の知りたい情報」ってのは、普通に友達100人作って遊んでたら余裕で分かってきます。みんなでわいわい遊んでたらいつの間にかマーケティングリサーチの大半が完了してる…と言う感覚で気楽にやって下さい。
4.動画とライブ配信は「もっと好きになって貰う」ために使う
動画を使う1番のメリットはターゲット層にもっと好意を持って貰う事なんですね。動画って情報量がテキスト180万文字分だとか、画像の5,000倍だとか言われてますが、そのぐらい動画1本から受ける情報は多いんです。その分動画が疲れるからテキストがいいって人もいますが、何本も最後まで見てくれる人はかなり親近感を覚えたりファンになってくれる事が多いです。
基本的に映像を使った方が良いジャンルってほとんど全部だと思ってます。だから誰であれ使った方が良いですね。
例えばファッションとかコスメとかは見栄えを見せるものなので当然動画映えしやすいですし、何よりテキストで伝えにくいニュアンスを見せられますよね。これらジャンルには必須と言っていいぐらいです。他にも、例えば農業とか建築、リフォームとか医療とかも動画映えするものは多々ありますし、他のジャンルでも何かの手順を見せるなら動画が最も分かりやすいです。
で、それ以外のジャンルなんですけど、例えば概念を話すものとかね。数学を解説するとか、法律を解説するとかね。一見動画にしにくいんですよね。でもこれらも既にやってる人は結構いますけど、要はカメラの前に立って喋る、それ見てるだけでテキストよりすっと頭に入って来やすい人もいる訳です。そう言う動画のニーズはあると思います。あとはホワイトボードを前に書きながら解説をしていくとかね。動画を好む人達は一定数いるので、何が受けるか分かりませんし、動画映えしないジャンルって殆ど無いと思って貰って良いです。
あとライブ配信についても言っておくと、ライブ配信は動画と似て非なるものですが、基本的には「イベント」なんですよ。決まった時間にライブのチャンネルを開いて、色んな他の視聴者と一緒にコメント書き込んだりして、そう言う限られた今だけの瞬間を楽しむと言う。
動画映えする素材をライブ配信で扱うのもOKだし、概念的な何かをライブでずっと喋ると言うのもOKです。もう音楽アーティストがやる「ライブ」とか「コンサート」とかと同じ。オンラインでのイベントを通じて一体感を高めるためのツールなんですね。
YouTubeにせよTiktokにせよライブ配信にせよ、先に言った通り適さないジャンルはほぼないですし、より濃いファンを作るために使えるツールなのであらゆるジャンルの人にぜひ使って欲しいです。
5.メルマガは1対1の対話のために使う
メルマガやLINE公式アカウントなどは、長めの情報発信に向いてるんですけど、ブログとかと違って結構身近な雰囲気の文体とか向いてますね。相手のプライベートなメールアドレスとかLINEアカウントに許可とって送る訳ですからね。
あともう一つ、メルマガとかLINEの大きな特徴として、不特定多数に対して開かれた動画やライブ、SNSなどとは真逆、対称的な「クローズドな空間」なんですね。閉じていて、誰にも見られてない安心感がある。逆に動画とかSNSとかってオープンな場ですし、サロンとかも一見クローズドに見えて半分オープンな場ですよね。こういうのって誰に見られてるか分かんない訳です。言える事と言えない事がある。オープンな場で素直なコミュニケーションは取りづらい人もいます。
その点メルマガやLINEは情報発信の媒体ではあるんですが、同時に密なコミュニケーションに向いてます。誰にも見られてないからです。意外と多いんですけど、例えばSNSでもメルマガでもLINEでも全部で繋がってる人がいたとして、SNSだと無口めなのに、LINEだと冗舌って人とかいますからね。
勿論多くの読者とコミュニケーションを取っていれば工数かかりまくりなので限度はありますけどね。ここで日々の読者との対話を本音でできたりすると理想ですね。
6.最後にウェブサイトを立ち上げる
最後にウェブサイトを立ち上げるのを進める理由は、その方がSEOに効きやすいからです。
最初にウェブサイトを立ち上げた時点では、検索順位の上がり方が悪い事が結構あるんですよね。ジャンルによっては全く順位が付かないとかあります。SNSやYouTubeである程度色んな人と繋がって仲良くしてたりすると、ウェブサイトを立ち上げて公開した直後のトラフィック量が違いますし、いわゆるGoogle砲を受けやすくなります。Google砲を受けてGoogle Discoverに掲載されればよりトラフィックは増えますし、間接的にGoogle検索の検索順位が上がる事が多いです。
これが、何もない状態からウェブサイトを最初に立ち上げても、初速が明らかに違うんですよね。最初からSEO向けのライティングとか突き詰めてもいいんですけど、まあ難しいですし、競合もそこ頑張ってる所は多いです。それよりSNSとかYouTube頑張ってからウェブサイトを立ち上げる方がSEOが楽です。なのでウェブサイトは最後に立ち上げる事をお勧めしてます。
さて、ウェブサイトを立ち上げたら、まずはユーザーの欲しがってる情報をどんどん出して行きましょう。動画でやり方を見せるとか、画像で見た目を伝えるとか、相性の良いフォーマットがあればそっちでもいいです。SNSやYouTubeであなたの事を知った人のうち、もっと深く情報を知りたい人向けに情報を出して行きましょう。
細かいSEO一旦は無視していいです。SEOライティングとか突き詰めるのは本当に後ででいいです。ユーザーの欲しがってる情報を何であれ全部書いてくつもりでやるのがいいです。どんな業界も流行があって、新商品とか、話題のブランドとかイベントって大抵あるので。更に言うと、逆にユーザーが求めているかどうか分からない情報はなるべく書かない方がいいです。
そこまで行けば、あとはSNSで日々の発信を行い、リサーチして、YouTubeやメルマガで深いコミュニケーションを取って、サイトでユーザーの知りたい情報を深く掘り下げて、のサイクルをぐるぐるずっと回していく形が理想です。
そしてそのジャンルでの知名度を上げて行って、最終的に「〇〇と言えば」で1番に名前が挙がる様になる、と言うとこまで行ければいいですね。これ、アフィリエイターやブロガーさんは慣れないやり方に思うかも知れませんが、広告業界でも普通にやるメディアプランニングの良くある基礎的な事例の一つです。ぜひ取り入れられる範囲でやってみて下さい。
結論: サイトとSNSと動画で稼ぐ「メディアプランニング」の基礎
- まず売りたいものを決める
- どのSNSが自分に適しているかリサーチする
- SNSで友達100人作る
- メルマガは1対1の対話のために使う
- 動画とライブ配信は「もっと好きになって貰う」ため
- 最後にウェブサイトを立ち上げる
以上です。質問があればコメント欄かTwitterのリプで下さい!
コメント
勉強になります。
現在ブログ/Twitterで情報発信をしているのですが、その他SNSに進出していくべきか悩んでいます。ある職種の方に向けたジャンル特化で超ニッチなもので一般受けするものでなく、内容的にも動画映え/写真映えするものではありません。そのため多くのPVを狙えるようなYoutubeやインスタなどにはならないと思うのですが始める価値はあるのでしょうか。記事にもあったように超ニッチな情報発信においても「もっと好きになって貰う」ためのツールと考えればよいのでしょうか。
ブログでは月1-2万PV、Twitterでは600フォロワーくらいでそれなりの状態です。収益的には月30-50万程度です。
返事遅くなってすみません!
まずTwitter内で競合のトッププレイヤーがフォロワー数どれぐらいなのかを調べて、その数字に追いつくことに集中した方がよいかも知れません。
一旦まずは競合を調べてリスト化してみましょう。Twitter以外に進出しなくても個人的には良いと思います。