SEO分析に必要なデータとツールの使い分け

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SEOデータとツール

SEO分析に必要なデータとツールの使い分け

SEOの分析をする上で、最も重要なものは何かわかりますか?

答えは、過去のデータです。

今と過去を比較して何が大きく違うかを検証するのが主なSEOの分析です。
順位の大変動が起きた時などは特にそう。

そして過去のデータは貴重です。誰もさかのぼって取りにいけません。

逆に言えば、SEOツールは過去のデータを日々蓄積できさえすれば、SEO分析はOKです。
順位変動だったり、競合の分析等を行いたい時に、蓄積してきたデータを引っ張り出して検証すれば良いのです。

この記事ではそんな、過去のデータを蓄積するためのSEOツールと言う観点で、使い分けについて説明します。
(最近質問をよく頂くので)

最低限、SEO分析に必要な過去のデータは以下の4点です。

  1. 過去の順位データ
  2. 過去のトラフィックデータ
  3. 過去の被リンクデータ
  4. 過去のサイトのステータス(HTML、CSS)

後でSEOの分析をいつでも出来るように、日頃からこう言ったデータを蓄積しておく事を推奨します。

この記事では、これら4つのデータを取得していくためのツールを紹介していきます。
あまり沢山紹介しても消化不良になるので、1項目につき1ツールずつ紹介していきます。

※先に断っておくと、この記事は初級者の方向けになります。

1.順位データ蓄積ツール

文字通り、検索順位のデータを計測する類のツールです。
これはSEOをやる上で1つ持っておくと便利です。

じゃあ何がいいのかと言うと、個人的には検索順位チェックツールGRC
(有償版)一択ですね。他にも無数にありますが、GRC1本で事足ります。
なぜGRCがおすすめか、書いておきます。

  • 多機能をうたうツールが多い中、順位計測に特化したシンプルな機能
  • 有名だから多くの人が使い慣れており、色々な人に相談しやすい
  • SEO会社がたいていどこも導入している
  • 動作が安定している
  • 価格が安い
  • 最近macにも対応完了

GRCの価格についてはこちらに記載があります。
これからしばらくSEOを中心にやるぞって人は、スタンダードエキスパートプランでいいでしょう。
なぜこのプランなのかと言うと、計測できるURLの数が、ベーシックだと5件しかなく、少ないからですね。

GRCはこう使おう

基本的な使い方は公式のチュートリアルがありますので、参考にして下さい。
問題は基本的な使い方を理解した上で「どう使うか」なのですが、僕は上記の通り、データの蓄積に利用しています。

具体的なおすすめの使い方は、ターゲットKWの上位100追跡を計測する事。
上位100追跡とは、文字通りターゲットKWの上位100位分のURLを一度に記録してしまうと言うもの。

これを記録しておくと、順位が大幅に変動した直後に大きく下がったURLと大きく上がったURLが分かりますので、そこから共通点を抽出する作業にすぐ移れます。

そして、普段はこうしてデータの蓄積を続けておりますので、特に見ません。
ツール自体は自動で順位計測をしているのですが、順位変動の直後以外は特に見ません

↓GRC申し込みはこちら↓

2.トラフィックデータ蓄積ツール

上と似てますが、これは主にGoogle純正の無償ツールである、
Google Search Consoleと、Google Analyticsです。
いずれも集客のための、データ分析ツールです。以下の様な違いがあります。

  • Google Search Console…検索に特化したトラフィックデータ
  • Google Analytics…あらゆるウェブのチャネル(経路)に特化したトラフィックデータ

検索エンジンからのトラフィックがどう変わったかをGoogle Search Consoleで分析して、
広告やSNS、ブックマークからのトラフィックがどう変わったかをGoogle Analyticsで分析します。
SEOだけやるならGoogle Search Consoleだけで良いでしょう。

これを言うと驚かれる事もありますが、僕は上で登場したGRCとGoogle Search Consoleのほぼ2つだけでSEO分析をやっています。これだけで十分です。
しかもGRCは日頃あまり見ません。何か順位変動が発生した時に見るぐらいです。

GRCとGoogle Search Consoleの使い分けにも触れておきます。

GRC Google Search Console
自分のサイトの順位
競合サイトの順位 ×
登録したKWの順位 ×
未登録KWの順位 ×

GRCは登録したKWでないと、今どんなKWが順位が高いかが分かりません。

今どんなKWの順位が高いかを調べるために、可能性のありそうなKWを一つずつ登録して順位計測して…をくりかえさないといけない訳で、手間です。

一方、Google Search Consoleは、今どんなKWが順位が高いかを自動的に発掘して教えてくれます。
あくまで自分の書いた記事の内容に関連するKWのみですが、こちらはデイリーでチェックしています。

参考:Google Search Consoleの使い方

3.被リンク履歴データ蓄積ツール

これはahrefsの事です。これも立派なデータ蓄積ツール。

ahrefsは検索順位の取得とか色々出来はするのですが、
ahrefsがユニークなのは次の2点があるからです。

  • 競合サイトの被リンクがどう増減したか1本ずつ見られる
  • 競合サイトの上位表示KWを見られる

被リンク戦略を立てる時、競合の被リンク獲得の「履歴」を追えるって画期的ですよ。
これの類似機能を持ったツールは他にもありますが、ahrefsの更新頻度やデータ量が恐らく業界で一番突き抜けています。

あと、これはアフィリエイターにも人気な機能ですが、
ahrefsって競合サイトの上位表示KWを見られるんですよね。これも画期的。

1点注意なのですが、競合サイトの上位表示KWが分かったからと言って、
稼げているKWかどうかはサイト運営者のみにしかわかりません

またテールで上がっていたとしても、能動的にずらしたKWを狙ったのか、それとも偶然、検索エンジンが高い順位を付けたのかも不明です。

なので実は僕はそこまでこの機能が役に立ったと実感した事はないです。
興味本位で延々と見てたりはしますが。笑

ahrefs利用時のプランですが、最低でも月額99ドル(1万円程度)からですが、まずは一番下の99ドルので良いんじゃないでしょうか。

僕の場合、ahrefsも順位変動や、競合分析をしたいタイミングだけ開いています。
普段、見る事はあまりありません。

アフィリエイターの皆さんにお知らせ:Ahrefsがアフィリエイト開始するってよ! でも今登録してもエラー出るけど。

4.サイトのステータス蓄積ツール

これはWayback Machineが良いです。
ウェブサイトの過去のステータスを記録しているサイトです。

こちら側で何か登録等する必要は無く、ここのクローラが勝手に巡回して色々なサイトのデータを保存して行ってくれます。
だから見たい時にURLを検索すればOK。

これが何の役に立つのかと言うと、

「3.で紹介したahrefsと組み合わせて、競合サイトの被リンクが急に増えた時期の前後で、コンテンツがどう変わったか、ソースを比較し分析する」

とか、

検索順位の大変動が起きた時に、順位が大きく下落したサイトの、変動直前と変動後のソースを比較し、どんな理由で順位が下落したかを分析する
(変動直後に対策としてコンテンツを大きく追記したりする場合があるので)

と言った使い方ができます。
何気に、変動の要因分析などに相当役に立ってくれています。

番外編:診断ツール系

初心者の方で、SEOの改善点がわからない、どこを見ればいいのやら…という方には、診断ツールもおすすめ。

診断ツールと言うのは、サイトのどこがSEO観点で悪いかを教えてくれるツールです。
もし使うとすれば、無料のもので良いかと思います。

これに関してはChromeとfirefoxの無料アドオンで高機能なAdmatrix Analyticsで良いでしょう。
※現在このアドオンは利用できないようです。。
ASPのafbで有名、かつSEO代理店でもあるフルスピさんご提供です。なおフルスピさんは上記のahrefsの日本ローカライズの代理店(確か)でもあります。

まとめ

こんな感じで過去データを日々蓄積していきましょう。

  1. 過去の順位データ → GRC
  2. 過去のトラフィックデータ → GSC、GA
  3. 過去の被リンクデータ → ahrefs
  4. 過去のサイトのステータス(HTML、CSS) → Waybackmachine